文系大卒サラリーマンがプログラミングに挑戦しようと決意した話

文系学部を卒業して大手企業に就職し、2年3カ月の間、事務系サラリーマンとして漫然と時を過ごしてきた僕が、プログラミングを勉強しようと決意しました。今までプログラミングとは無縁の社会人生活を送ってきたにもかかわらず、です。

今回は、「なぜプログラミングを学ぼうと決意したか」という内容を書きます。

 

”なんとなく就職した企業でただ漫然と会社員生活を送っているけど、将来がなんとなく不安”

”プログラミングに漠然とした興味はあるけど、自分には難しいかも/何からはじめていいかわからない”

と悩んでいる人たちの心を少しでも動かせる記事が書ければいいなと思いますし、また単に応援してくれるだけでもうれしいです。

 

なぜプログラミングなのか

 文系大卒のサラリーマンがいきなりプログラミングを勉強しようとしていると聞くと、

「なぜプログラミング?」「本当にできるの?」「現実逃避して迷走しちゃってる!?」

と首を傾げたくなる人も多いかもしれません。

なぜプログラミングなのか、2つ理由があります。

 

高校生のときに経験したWEBサイト制作

突然ですが、少し過去の話をさせてください。

僕は「日本一文化祭がすごい高校」と言われる高校に通っていました。

そこでは毎年、3学年8クラスずつの計24クラスが、それぞれ趣向を凝らしたコンテンツで来場者を楽しませます。

僕はその高校で3年間、クラスの出し物をPRするためのWEBサイト制作担当でした。

 

当時の僕はWEBサイト制作のことなんて何も知らないど素人でしたが、

  1. クラスにWEBサイト制作ができる生徒がいなかったこと
  2. 僕自身WEBサイト制作にとても興味があったこと

の2点の理由から1年生のときに「WEB制作やりたい!!」と自ら手を挙げ、担当させてもらいました。そのとき、HTMLやCSSの本を読みながら、あるいはインターネットで調べながら、試行錯誤を重ねてWEBサイトの制作に没頭していきました。

特にスクールに通ったわけでもなく、独学・我流でつくっていましたから当然プロの制作物とは比較にならない代物でしたが、3年間試行錯誤を重ねた結果、3年目に制作したサイトはそこそこ見栄えのする出来だったと思います。

少なくとも自分ではそう思っていましたし、クラスメイトにも認めてもらえていたと思います。そのとき、自分が意図したとおりに(HTMLやCSSで記述したとおりに)表現できる喜びや、大げさに言えば自分たちの発信したいことを世に伝えていく興奮を味わい、本格的にプログラミングを学びたいという気持ちを抱くようになりました。

しかし、当時はリーマンショックで世の中がどんよりとした雰囲気だったころ。大学でプログラミングを学んでも、社会に食いつぶされるだけだと両親に反対され、あえなく断念しました。その程度の覚悟しかなかったといえばそうなのですが、当時の自分にとって両親の言葉は非常に重い(拘束力のある)言葉でした。

受験勉強で忙殺されている間にプログラミングへの興味・憧れといった気持ちも萎えてしまい、大学入学後に自らプログラミングを学ぶこともありませんでした。

 

ホリエモンの『多動力』との出会い

上述の通りプログラミングへの興味を一度失った僕は、ただ受験勉強が楽そうだからという理由で、特に将来を考えることもなく文系大学への進学を決めました。そのときから、いや、それ以前から、自分はとにかく楽な方へ楽な方へと辛いことから逃げ続ける人生を送ってきました。

大学生の間にもその思考は変わらず、給料が安定して仕事が楽そうだからといった理由で大手企業に就職し(就職できたのはまぐれ。売り手市場や大学のネームバリューなど幸運が重なった)、特に興味もない仕事をこなし、休日のためだけにただひたすら平日を我慢して過ごす、といったことをこの2年間ずっと繰り返してきました。そこには何の生産性もない、堕落しきった時間しかなく、自分は何の進歩もしていませんでした。

 

そんなとき出会ったのが、堀江貴文さんの『多動力』です。

 

 

その当時は他にもいろんな本を読みましたが、この一冊を読んだことで、自分がやりたいと思ったことにとにかくチャレンジする、とにかく行動を起こそうと思いました。

『多動力』に書かれていますが、今の若者は「自分のやりたいことがわからない」という人が多いそうです。自分も御多分に漏れずそんな若者でした。

悶々と自分のやりたことはなんだなんだと考え続けた結果、上述の高校生時代のWEBサイト制作に情熱を捧げていたころの楽しさを思い出しました。

ただ、プログラミングは手段です。手段を用いて、何がしたいのか考えなければ何も意味はありません。だから考えました。自分はプログラミングを学んで、何をしたいのだろうか、僕はどんな世界にワクワクするだろうかと。

  

これからのこと

長々と書いてきましたが、僕がいま、プログラミングを学ぼうと決意した理由はこんなところです。とにかくいま行動を起こさないと、自分がワクワクすることはどんどん自分の目の前から通り過ぎて行ってしまいます。まずは行動、行動、行動、そして考える、といった習慣をつけていきたいと思います。

 

僕がプログラミングを学ぼうと決意した理由は分かってもらえたと思います。

が、具体的には何を学ぶのか。プログラミングと言ってもたくさんの言語があります。

 

それは、こちらの記事に書きました。ご覧ください。

zacky.hateblo.jp

 

 

みなさん、自分を変えようと決意し、挑戦する僕をどうか応援してください。

よろしくお願いします。